13 | With Hiragana IME for IBus, FuriganaPad automatically puts Ruby characters 14 | above Kanji as you type them. 15 |
16 |52 | **ヒント**: UbuntuでFlathubを利用りようしたいときは、いちどコマンドラインからつぎのように実行じっこうしてください。 53 | Fedoraでは、GNOME Softwareがはじめからインストールされています。 54 | 55 | ``` 56 | sudo apt install flatpak gnome-software-plugin-flatpak 57 | flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo 58 | ``` 59 | 60 | ### ソースコードからインストールする方法ほうほう 61 | 62 | 「ふりがなパッド」をソースコードからインストールしたいときは、つぎの手順てじゅんでインストールできます。 63 | 64 | ``` 65 | git clone https://github.com/esrille/furiganapad.git 66 | cd furiganapad/ 67 | meson setup --prefix /usr _build 68 | ninja -C _build 69 | sudo ninja -C _build install 70 | ``` 71 | 72 | ビルドするときに必要ひつようなパッケージについては、debian/controlのBuild-Depends、あるいは、ibus-hiragana.specのBuildRequiresを参考さんこうにしてください。 73 | Fedoraであれば、つぎのコマンドでビルドに必要ひつようなパッケージをインストールできます。 74 | 75 | ``` 76 | sudo yum-builddep ibus-hiragana.spec 77 | ``` 78 | 79 | Ubuntuであれば、つぎのコマンドでビルドに必要ひつようなパッケージをインストールできます。 80 | ``` 81 | sudo apt build-dep . 82 | ``` 83 | 84 | ソースコードからビルドした「ふりがなパッド」をアンインストールするには、つぎのようにします。 85 | 86 | ``` 87 | sudo ninja -C _build uninstall 88 | ``` 89 | -------------------------------------------------------------------------------- /docs/specification.html: -------------------------------------------------------------------------------- 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
ファイルの仕様と応用
45 |ファイルの仕様
46 |「ふりがなパッド」は、UTF-8でエンコードされたテキストファイルのよみかきができます。
47 |ふりがなは、ユニコードのルビ用のコードポイントU+FFF9からU+FFFBをつかって保存しています。
48 |応用
49 |ユニコードのルビをHTMLのrubyタグに変換したりするのはかんたんです。つぎの例では、「ふりがなパッド」でかいたREADME.txtを、スクリプトをつかって、README.mdに変換しています。
50 |$ tools/convert_to_tag.py README.txt README.md
51 | convert_to_tag.pyスクリプトも「ふりがなパッド」のレポジトリのなかにおいてあります。
53 |はじめに
45 |「ふりがなパッド」は、ふりがなをうった文章をかんたんにつくれるテキスト エディターです。「ひらがなIME」といっしょにつかうと、入力した漢字に自動的にふりがなをふっていきます。
46 | 50 | 51 |ふりがなについて
52 |こども用の本には、すべての漢字にふりがなをふってある本もすくなくありません。そうしたふりがなのつけかたを「総ふりがな」とか「総ルビ」といいます。
53 |さいきんは、おとなも「やさしい日本語」でかいた文章をみたり、かいたりする機会がふえてきました。「やさしい日本語」の文章も漢字にふりがながふってあります。
54 |いまはウェブブラウザも、ふりがなをふつうに表示できるようになっています。「ふりがなパッド」は、総ルビの文章をかんたんに作成したり編集したりできるようにつくられています。
55 |56 |
Copyright 2019-2024 Esrille Inc.
ひらがなIMEとの連動
45 |「ふりがなパッド」は、「ひらがなIME」の漢字辞書の設定に応じて、メニューの表示をきりかえます。
46 |漢字辞書が小学校１年生から６年生用であれば、小学生むけのメニューを表示します。
47 |
中学生用以上の漢字辞書が設定されていれば、通常のメニューを表示します。
49 |
どちらのメニュー表示になっていても、つかえる機能はおなじです。
51 |[←], [↑], [↓], [→] | カーソルをうごかします。
[Shiftシフト]キーをおさえながらカーソルキーをおすと、テキストを選択せんたくできます。
[Ctrlコントロール]キーをおさえながらカーソルキーをおすと、単語たんご単位たんいでカーソルがうごきます。 34 | [Backspaceバックスペース] | 選択せんたくしているテキストがあるときは、その部分ぶぶんを削除さくじょします。そうでなければ、カーソルの直前ちょくぜんの文字もじを削除さくじょします。 35 | [Enterエンター] | あたらしい段落だんらくをつくります。 36 | [Homeホーム] | カーソルを段落だんらくのはじめに移動いどうします。
[Ctrlコントロール]キーをおさえながら[Homeホーム]キーをおすと、カーソルが文頭ぶんとうに移動いどうします。 37 | [Endエンド] | カーソルを段落だんらくのおわりに移動いどうします。
[Ctrlコントロール]キーをおさえながら[Endエンド]キーをおすと、カーソルが文末ぶんまつに移動いどうします。 38 | [Pageページ Upアップ] | 画面がめんを上うえにスクロールします。 39 | [Pageページ Downダウン] | 画面がめんを下したにスクロールします。 40 | 41 | ## 文章ぶんしょうの保存ほぞんのしかた 42 | 43 | かいた文章ぶんしょうは、ファイルに保存ほぞんしておかないと、なくなってしまいます。文章ぶんしょうを保存ほぞんするときは、まず、[ファイル]メニューをクリックします。 44 | そうすると、プルダウン メニューがひらきます。 45 | そのなかから[保存ほぞん]をクリックすると、文章ぶんしょうを保存ほぞんできます。 46 | おもなメニュー項目こうもくはキーボード ショートカットをつかって実行じっこうすることもできます。 47 | たとえば、[保存ほぞん]は、[Ctrlコントロール]キーをおさえながら、[S]をおすと実行じっこうできます。Sは英語えいごの"Saveセーブ"の頭かしら文字もじからきています。 48 | キーボード ショートカットはプルダウン メニューのなかにかかれています。 49 | 50 | ## ファイル メニュー 51 | 52 | メニュー項目こうもく | 内容ないよう 53 | ---|--- 54 | 新あたらしいウィンドウ
[Ctrl]+[N] | あたらしい文章ぶんしょうをかくためのウィンドウをひらきます。 55 | 開ひらく...
[Ctrl]+[O] | ファイルをひらきます。 56 | 保存ほぞん
[Ctrl]+[S] | 文章ぶんしょうを保存ほぞんします。あたらしい文章ぶんしょうを保存ほぞんするときは、ファイル名めいを指定していしてから保存ほぞんします。 57 | 名前なまえをつけて保存ほぞん... | 文章ぶんしょうをべつのファイルに保存ほぞんします。 58 | 閉とじる
[Ctrl]+[W] | ファイルをとじます。文章ぶんしょうを変更へんこうしていたときは、ファイルを保存ほぞんしなくてもだいじょうぶか確認かくにんをもとめられます。 59 | 終了しゅうりょう
[Ctrl]+[Q] | ファイルをすべてとじます。変更へんこうされている文章ぶんしょうがあれば、それぞれ保存ほぞんしなくてもだいじょうぶか確認かくにんをもとめられます。 60 | 61 | ## 編集へんしゅうメニュー 62 | 63 | 編集へんしゅうメニューをつかうと、選択せんたくした部分ぶぶんをきりとったり、ルビをふりなおしたりすることができます。 64 | 編集へんしゅうメニューのキーボード ショートカットは、ほんどのアプリケーション ソフトウェアがおなじキーボード ショートカットをつかっています。 65 | よくつかう命令めいれいのキーボード ショートカットはおぼえておくとべんりです。 66 | 67 | メニュー項目こうもく | 内容ないよう 68 | ---|--- 69 | 元もとに戻もどす
[Ctrl]+[Z] | まちがえた操作そうさをとりけして、もとにもどします。 70 | やり直なおす
[Ctrl]+[Shift]+[Z] | いちどとりけした操作そうさをやりなおします。 71 | 切きり取とり
[Ctrl]+[X] | 選択せんたくしたテキストをきりとって、クリップボードにいれます。 72 | コピー
[Ctrl]+[C] | 選択せんたくしたテキストをコピーして、クリップボードにいれます。 73 | 貼はり付つけ
[Ctrl]+[V] | クリップボードにいれたテキストを本文ほんぶんにはりつけます。 74 | すべて選択せんたく
[Ctrl]+[A] | 文章ぶんしょう全体ぜんたいを選択せんたくします。 75 | 検索けんさく...
[Ctrl]+[F] | ウィンドウのしたがわにテキストボックスが表示ひょうじされます。テキストボックスに字句じくを入力にゅうりょくして、[Enterエンター]キーをおすと、文章ぶんしょうのなかからその字句じくをさがします。
[Escエスケープ]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。 76 | 置換ちかん...
[Ctrl]+[H] | ウィンドウのしたがわに、ふたつテキストボックスが表示ひょうじされます。うえのテキストボックスには、さがしたい字句じくを入力にゅうりょくします。したのテキストボックスには、おきかえる字句じくを入力にゅうりょくします。[Enterエンター]キーをおすと、さがしたい字句じくがあれば、その字句じくが選択せんたくされます。そこで、もういちど[Enterエンター]キーをおすと、字句じくをおきかえられます。
[Escエスケープ]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。 77 | ルビをふる...
[Ctrl]+[B] | まずルビをふりたい字句じくを選択せんたくしておきます。このコマンドを実行じっこうすると、ウィンドウのしたがわにテキストボックスが表示ひょうじされます。ルビを入力にゅうりょくして、[Enterエンター]キーをおすと、選択せんたくしたテキストにルビがふられます。
[Escエスケープ]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。 78 | ひらがなに戻もどす
[Ctrl]+[T] | まずルビがふられている字句じくのすぐあとにカーソルを移動いどうしておきます。このコマンドを実行じっこうすると、ルビのふられている漢字かんじをひらがなにもどせます。 79 | 80 | ## 設定せっていメニュー 81 | 82 | メニュー項目こうもく | 内容ないよう 83 | ---|--- 84 | フォントを変かえる | 文章ぶんしょうの表示ひょうじにつかうフォントをえらびます。 85 | ルビをふる
[Ctrl]+[R] | チェックをつけておくと、変換へんかんした漢字かんじに自動的じどうてきにルビがふられます。
※ 「ひらがなIME」を使用しようしているときにだけ有効ゆうこうな機能きのうです。 86 | 長ながい文ぶんをめだたせる | チェックをつけておくと、ながい文ぶんを色いろづけして表示ひょうじします。一文ぶんのながさが50字じをこえると、文ぶんの背景はいけいが黄き色いろになります。さらに、60字じをこえると、文ぶんの背景はいけいが赤色 あかいろになります。
ながい文ぶんはみじかくきって、かきなおすと、よみやすくなります。背景はいけいが赤色 あかいろになっている文ぶんは、ふたつの文ぶんにわけたりできないか、かんがえてみてください。 87 | ステータスバー | チェックをつけておくと、ウィンドウのしたの部分ぶぶんにステータスバーを表示ひょうじします。 88 | 89 | ## ヘルプ メニュー 90 | 91 | メニュー項目こうもく | 内容ないよう 92 | ---|--- 93 | ヘルプ
[F1] | ウェブブラウザーで「ふりがなパッド」の手てびきのページを表示ひょうじします。 94 | ふりがなパッドについて | 「ふりがなパッド」のバージョン情報じょうほうなどを表示ひょうじします。 95 | 96 | -------------------------------------------------------------------------------- /docs/md2html.py: -------------------------------------------------------------------------------- 1 | #!/usr/bin/env python3 2 | # 3 | # Copyright (c) 2017-2020 Esrille Inc. 4 | # 5 | # This library is free software; you can redistribute it and/or 6 | # modify it under the terms of the GNU Lesser General Public 7 | # License as published by the Free Software Foundation; either 8 | # version 2.1 of the License, or (at your option) any later version. 9 | # 10 | # This library is distributed in the hope that it will be useful, 11 | # but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of 12 | # MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU 13 | # Lesser General Public License for more details. 14 | # 15 | # You should have received a copy of the GNU Lesser General Public 16 | # License along with this library; if not, see
') 39 | if 0 <= br: 40 | line = line[:br] 41 | iaa = line.find(IAA) 42 | while 0 <= iaa: 43 | line = line[:iaa] + line[iaa + 1:] 44 | ias = line.find(IAS) 45 | iat = line.find(IAT) 46 | line = line[:ias] + line[iat + 1:] 47 | iaa = line.find(IAA) 48 | return line 49 | 50 | def run(self, lines): 51 | global title 52 | tr = str.maketrans({ 53 | IAA: '', 54 | IAS: '' 56 | }) 57 | pre = False 58 | new_lines = [] 59 | for line in lines: 60 | if line: 61 | if line.startswith("# "): 62 | title = line[2:].strip(' \n\r') 63 | title = self.strip_ruby(title) 64 | line = line.translate(tr) 65 | if line.startswith("```"): 66 | pre = pre ^ True 67 | elif not pre: 68 | if line.startswith(' '): 69 | line = '\n' + line 70 | line = line.replace(' ', ' ') 71 | else: 72 | line += '↲' 73 | if not new_lines[-1].startswith("```"): 74 | new_lines[-1] = new_lines[-1] + line 75 | continue 76 | new_lines.append(line) 77 | return new_lines 78 | 79 | 80 | class MyExtension(Extension): 81 | 82 | def extendMarkdown(self, md, md_globals): 83 | # Insert code here to change markdown's behavior. 84 | md.preprocessors.add('my', MyPreprocessor(md), '_begin') 85 | 86 | 87 | def main(): 88 | global title 89 | 90 | if len(sys.argv) < 2: 91 | print('Usage: md2html path/to/file prev next [template]', 92 | file=sys.stderr) 93 | sys.exit(1) 94 | 95 | prev_url = next_url = '' 96 | if 4 <= len(sys.argv): 97 | prev_url = sys.argv[2][:-2] + 'html' 98 | next_url = sys.argv[3][:-2] + 'html' 99 | 100 | path = 'template.html' 101 | if 5 <= len(sys.argv): 102 | path = sys.argv[4] 103 | template = '' 104 | with open(path) as file: 105 | for line in file: 106 | template += line 107 | 108 | path = sys.argv[1] 109 | source = '' 110 | with open(path) as file: 111 | for line in file: 112 | source += line 113 | 114 | md = markdown.Markdown(extensions=[MyExtension(), 115 | 'markdown.extensions.meta', 116 | 'markdown.extensions.sane_lists', 117 | 'markdown.extensions.tables', 118 | 'markdown.extensions.extra', 119 | 'markdown.extensions.attr_list'], 120 | output_format='html5') 121 | 122 | body = md.convert(source) 123 | description = title 124 | og_image = 'https://esrille.github.io/ibus-hiragana/screenshot.png' 125 | if 'summary' in md.Meta: 126 | description = ' '.join(md.Meta['summary']) 127 | if 'language' in md.Meta: 128 | template = template.replace( 129 | "", 130 | "", 131 | 1) 132 | if 'og_image' in md.Meta: 133 | og_image = md.Meta['og_image'][0] 134 | 135 | path = path[:-2] + 'html' 136 | content = textwrap.dedent( 137 | template.format(body=body, 138 | title=html.escape(title), 139 | prev_url=prev_url, 140 | next_url=next_url, 141 | description=html.escape(description), 142 | og_image=html.escape(og_image), 143 | path=path)) 144 | 145 | content = content.replace("。\n", "。") 146 | content = content.replace("↲", "\n") 147 | content = content.replace("\n", "") 148 | 149 | with open(path, 'w') as file: 150 | file.write(content) 151 | 152 | 153 | if __name__ == '__main__': 154 | main() 155 | -------------------------------------------------------------------------------- /src/breaker.py: -------------------------------------------------------------------------------- 1 | # 2 | # Copyright (c) 2021-2024 Esrille Inc. 3 | # 4 | # This library is free software; you can redistribute it and/or 5 | # modify it under the terms of the GNU Lesser General Public 6 | # License as published by the Free Software Foundation; either 7 | # version 2.1 of the License, or (at your option) any later version. 8 | # 9 | # This library is distributed in the hope that it will be useful, 10 | # but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of 11 | # MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU 12 | # Lesser General Public License for more details. 13 | # 14 | # You should have received a copy of the GNU Lesser General Public 15 | # License along with this library; if not, see
インストール方法
45 |つかっているOSがFedoraかUbuntuであれば、かんたんに「ふりがなパッド」をインストールすることができます。また、Linuxのアプリストア「Flathub」から「ふりがなパッド」をインストールすることもできます。
46 |Fedoraのばあい
47 |Fedora用のソフトウェア パッケージはCoprプロジェクト「@esrille/releases」から提供しています。このCoprプロジェクトを有効にするには、いちど、コマンドラインからつぎのように実行します。
48 |sudo dnf copr enable @esrille/releases
49 | あとは、dnfコマンドで「ふりがなパッド」をインストールできます。
51 |sudo dnf install furiganapad
52 | Ubuntuのばあい
54 |Ubuntu用のソフトウェア パッケージはPPAレポジトリ「esrille/releases」から提供しています。このPPAレポジトリを有効にするには、いちど、コマンドラインからつぎのように実行します。
55 |sudo add-apt-repository ppa:esrille/releases
56 | あとは、aptコマンドで「ふりがなパッド」をインストールできます。
58 |sudo apt update
59 | sudo apt install furiganapad
60 | Flathubからインストールする方法
62 |Flathubからインストールするときは、GNOME Softwareを利用するのがかんたんです。GNOME Softwareが起動したら、ルーペのアイコンをクリックして、「ふりがなパッド」をさがします。英語環境のときは、「furiganapad」と入力してさがしてください。一覧から「ふりがなパッド」を選択すると、インストールすることができます。
63 |
Flathubからインストールしたソフトウェアは、それぞれ専用のサンドボックスのなかで実行されます。サンドボックスは、インストールしたソフトウェアが不正なことをおこなえないようにします。ふりがなパッドのばあいは、ユーザーが指定したファイル以外にはアクセスできなくなります。そのため、以前ひらいていたファイルを自動でひらく機能などは一部、制限されます。
65 |
66 | ヒント: UbuntuでFlathubを利用したいときは、いちどコマンドラインからつぎのように実行してください。Fedoraでは、GNOME Softwareがはじめからインストールされています。
sudo apt install flatpak gnome-software-plugin-flatpak
68 | flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
69 | ソースコードからインストールする方法
71 |「ふりがなパッド」をソースコードからインストールしたいときは、つぎの手順でインストールできます。
72 |git clone https://github.com/esrille/furiganapad.git
73 | cd furiganapad/
74 | meson setup --prefix /usr _build
75 | ninja -C _build
76 | sudo ninja -C _build install
77 | ビルドするときに必要なパッケージについては、debian/controlのBuild-Depends、あるいは、ibus-hiragana.specのBuildRequiresを参考にしてください。
79 |Fedoraであれば、つぎのコマンドでビルドに必要なパッケージをインストールできます。
80 |sudo yum-builddep ibus-hiragana.spec
81 | Ubuntuであれば、つぎのコマンドでビルドに必要なパッケージをインストールできます。
83 |sudo apt build-dep .
84 | ソースコードからビルドした「ふりがなパッド」をアンインストールするには、つぎのようにします。
86 |sudo ninja -C _build uninstall
87 | つかいかた
51 |起動のしかた
52 |アプリケーションの一覧から[ふりがなパッド]のアイコンを選択します。
53 |
プログラムのファイル名は"furiganapad"です。
55 |「ふりがなパッド」が起動すると、したのようなウィンドウがひらきます。
56 |
このウィンドウのなかで、すぐに文章をかくことができます。文字はカーソル（|）の位置に挿入されます。
58 |「ふりがなパッド」をコマンド ラインから起動したいときは、つぎのようにタイプします。
59 |$ furiganapad [ファイル名...]
60 | ファイル名の部分には、ひらきたいファイルのなまえをタイプします。あたらしいファイルをつくるときは、ファイル名を指定しなくてもかまいません。
62 |基本的なキー操作
63 || キー | 67 |内容 | 68 |
|---|---|
| カーソルキー [←], [↑], [↓], [→] |
73 | カーソルをうごかします。 [Shift]キーをおさえながらカーソルキーをおすと、テキストを選択できます。 [Ctrl]キーをおさえながらカーソルキーをおすと、単語単位でカーソルがうごきます。 |
74 |
| [Backspace] | 77 |選択しているテキストがあるときは、その部分を削除します。そうでなければ、カーソルの直前の文字を削除します。 | 78 |
| [Enter] | 81 |あたらしい段落をつくります。 | 82 |
| [Home] | 85 | カーソルを段落のはじめに移動します。 [Ctrl]キーをおさえながら[Home]キーをおすと、カーソルが文頭に移動します。 |
86 |
| [End] | 89 | カーソルを段落のおわりに移動します。 [Ctrl]キーをおさえながら[End]キーをおすと、カーソルが文末に移動します。 |
90 |
| [Page Up] | 93 |画面を上にスクロールします。 | 94 |
| [Page Down] | 97 |画面を下にスクロールします。 | 98 |
文章の保存のしかた
102 |かいた文章は、ファイルに保存しておかないと、なくなってしまいます。文章を保存するときは、まず、[ファイル]メニューをクリックします。そうすると、プルダウン メニューがひらきます。そのなかから[保存]をクリックすると、文章を保存できます。
103 |おもなメニュー項目はキーボード ショートカットをつかって実行することもできます。たとえば、[保存]は、[Ctrl]キーをおさえながら、[S]をおすと実行できます。Sは英語の"Save"の頭文字からきています。キーボード ショートカットはプルダウン メニューのなかにかかれています。
104 |ファイル メニュー
105 || メニュー項目 | 109 |内容 | 110 |
|---|---|
| 新しいウィンドウ [Ctrl]+[N] |
115 | あたらしい文章をかくためのウィンドウをひらきます。 | 116 |
| 開く... [Ctrl]+[O] |
119 | ファイルをひらきます。 | 120 |
| 保存 [Ctrl]+[S] |
123 | 文章を保存します。あたらしい文章を保存するときは、ファイル名を指定してから保存します。 | 124 |
| 名前をつけて保存... | 127 |文章をべつのファイルに保存します。 | 128 |
| 閉じる [Ctrl]+[W] |
131 | ファイルをとじます。文章を変更していたときは、ファイルを保存しなくてもだいじょうぶか確認をもとめられます。 | 132 |
| 終了 [Ctrl]+[Q] |
135 | ファイルをすべてとじます。変更されている文章があれば、それぞれ保存しなくてもだいじょうぶか確認をもとめられます。 | 136 |
編集メニュー
140 |編集メニューをつかうと、選択した部分をきりとったり、ルビをふりなおしたりすることができます。
141 |編集メニューのキーボード ショートカットは、ほんどのアプリケーション ソフトウェアがおなじキーボード ショートカットをつかっています。よくつかう命令のキーボード ショートカットはおぼえておくとべんりです。
142 || メニュー項目 | 146 |内容 | 147 |
|---|---|
| 元に戻す [Ctrl]+[Z] |
152 | まちがえた操作をとりけして、もとにもどします。 | 153 |
| やり直す [Ctrl]+[Shift]+[Z] |
156 | いちどとりけした操作をやりなおします。 | 157 |
| 切り取り [Ctrl]+[X] |
160 | 選択したテキストをきりとって、クリップボードにいれます。 | 161 |
| コピー [Ctrl]+[C] |
164 | 選択したテキストをコピーして、クリップボードにいれます。 | 165 |
| 貼り付け [Ctrl]+[V] |
168 | クリップボードにいれたテキストを本文にはりつけます。 | 169 |
| すべて選択 [Ctrl]+[A] |
172 | 文章全体を選択します。 | 173 |
| 検索... [Ctrl]+[F] |
176 | ウィンドウのしたがわにテキストボックスが表示されます。テキストボックスに字句を入力して、[Enter]キーをおすと、文章のなかからその字句をさがします。 [Esc]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。 |
177 |
| 置換... [Ctrl]+[H] |
180 | ウィンドウのしたがわに、ふたつテキストボックスが表示されます。うえのテキストボックスには、さがしたい字句を入力します。したのテキストボックスには、おきかえる字句を入力します。[Enter]キーをおすと、さがしたい字句があれば、その字句が選択されます。そこで、もういちど[Enter]キーをおすと、字句をおきかえられます。 [Esc]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。 |
181 |
| ルビをふる... [Ctrl]+[B] |
184 | まずルビをふりたい字句を選択しておきます。このコマンドを実行すると、ウィンドウのしたがわにテキストボックスが表示されます。ルビを入力して、[Enter]キーをおすと、選択したテキストにルビがふられます。 [Esc]キーをおすと、テキストボックスをとじられます。 |
185 |
| ひらがなに戻す [Ctrl]+[T] |
188 | まずルビがふられている字句のすぐあとにカーソルを移動しておきます。このコマンドを実行すると、ルビのふられている漢字をひらがなにもどせます。 | 189 |
設定メニュー
193 || メニュー項目 | 197 |内容 | 198 |
|---|---|
| フォントを変える | 203 |文章の表示につかうフォントをえらびます。 | 204 |
| ルビをふる [Ctrl]+[R] |
207 | チェックをつけておくと、変換した漢字に自動的にルビがふられます。 ※ 「ひらがなIME」を使用しているときにだけ有効な機能です。 |
208 |
| 長い文をめだたせる | 211 | チェックをつけておくと、ながい文を色づけして表示します。一文のながさが50字をこえると、文の背景が黄色になります。さらに、60字をこえると、文の背景が赤色になります。 ながい文はみじかくきって、かきなおすと、よみやすくなります。背景が赤色になっている文は、ふたつの文にわけたりできないか、かんがえてみてください。 |
212 |
| ステータスバー | 215 |チェックをつけておくと、ウィンドウのしたの部分にステータスバーを表示します。 | 216 |
ヘルプ メニュー
220 || メニュー項目 | 224 |内容 | 225 |
|---|---|
| ヘルプ [F1] |
230 | ウェブブラウザーで「ふりがなパッド」の手びきのページを表示します。 | 231 |
| ふりがなパッドについて | 234 |「ふりがなパッド」のバージョン情報などを表示します。 | 235 |